赤ちゃん連れ飛行機術
2011年 09月 09日
旅の記録ものちほどブログに残そうと思っていますが、
その前に赤ちゃん連れでの飛行機搭乗についてまとめておきたいと思います。
・・・って、たいして経験もない私が書くのもなんなんですが、
息子が4ヶ月のときからこれまでに母子2人きりで10回以上搭乗し、
いちおう今回で海外へのフライトも経験したので、
これから赤ちゃん連れでフライトをお考えの方に少しでも参考になればと思います☆
●予約時にお願いしておくこと(国際線の場合)
今回は(も?)ANAを利用したのですが、
予約時にバシネット(赤ちゃん用寝台)とベビーミールをお願いしておきました。
ベビーミールは別に希望していたわけではなかったのですが、
電話で予約をした際に聞いてくださったので、それではということで。
バシネットは前が壁になっている列にしか取り付けができないので、
赤ちゃんが多い場合は早い者勝ちになります。
今回は上海便ということで赤ちゃんは息子だけ(たぶん)でしたが、
ハワイやグアムなどは赤ちゃん連れも多いのかな?と思います。
国内線でもバシネット対応の便が飛んでいることがあるようなので、
飛行時間が長い場合などは電話で確認してみると良いかもしれませんね。
ちなみにANAの成田→上海でのベビーミールはこんな感じでした↓
バナナ1本と中国製アップルジュース(100%)、中国Heinzの瓶入りベビーフードでした。
この中国Heinzのベビーフード、外から見る限り離乳食初期って感じのドロドロ状で、
パッケージには牛肉の塊とにんじんのイラストが。
うーん、とってもまずそう(笑)
食べさせる気にならなかったので開封せずに返しましたが、
帰宅後にググってみたら「ハエがでてきた」「ドッグフードよりまずい」なんて書き込みも!
・・・中国って何を信じていいのか分からないと思いました・・・
●搭乗の前に済ませておきたいこと
私のこれまでの数少ない経験から言えること。
それは、とにかく機内では「寝かせたもん勝ち」だということです!
耳抜きがどうとかいろいろ心配事はあるかと思いますが、
寝かせてしまえばほぼノープロブレム。
今回もその作戦で、往復ともにほとんど寝てくれていました☆
そのためには、搭乗まではできるだけ起こしておいて、
搭乗前におなかをいっぱいにしてあげておむつも替えてあげて
あとは寝るだけ!という体制を整えておくことが肝心です。
よく聞かれる「耳抜き」に関しては、息子は離着陸時に寝ていることが多く、
耳を痛そうにしているのを見たことがありません。
なので最近は親の私が気にもしていないほどですが、
起きたらこまめに水分を取らせるようにはしています。
ただこれは個人差が大きいと思うので、
初フライトのときはちょっと注意して見てあげたほうがいいと思います。
空港内の設備としては、授乳室やおむつ交換台はたいていあります。
羽田や成田なら授乳室で熱湯も手に入ります(機内でも入手可)。
成田には出国手続き後にKID'Sスペース(遊び場)もありました。
国内線にもあったらいいのに、と思いますが、
以前羽田で尋ねたときにはゲート内にはありませんでした。
(ゲート外だと第二ターミナルにRodyのお店がありますが、入口が階段!)
あとANAであれば、搭乗直前までベビーカーもしくはベビーカートが借りられます。
近くに見当たらなくても係りの人に言えば持ってきてくれます。
上海の空港(虹橋)でも、お願いしたらちゃんと出てきました♪
でも、ベビーチェアがないんですよね。
羽田にもないし、成田にもありませんでした。
今回は出国手続き後にラウンジ内のソファで膝の上に抱っこして食べさせましたが、
せめて待ち時間の長い国際線にだけでも置いてくれたら・・・と思います。
羽田の国際線ターミナルにはあるのかな!?
ちなみにベビーカーを預けた場合、
ベビーカーには国内線・国際線問わずPriorityタグがつけてもらえるので、
Baggage ClaimではFirstClass扱いで最初のほうに出てきます。
国際線では飛行機を降りたところまで持ってきてもらえるサービスもあるようです。
(ANAの場合)
ちなみにちなみに、赤ちゃん連れは優先搭乗できますので真っ先に乗れます!
今回は上海での出入国手続きも優先してもらえました♪
●機内でのあれこれ
まず、私がいつも機内に持ち込んでいるものをご紹介します。
・赤ちゃん用の飲み物
→国際線の場合、機内へ持ち込む液体物は100mlまでに制限されていますが、
赤ちゃん用のものは除外ということで問題なく持ち込むことができました。
・赤ちゃん用の食べ物
→離乳食も持ち込んだほうが安心です。
・ウェットティッシュ
→乗務員さんに言えばいくらでももらえると思いますが。
・おむつ・おしりふき・おむつ替えシート
→機内トイレのおむつ交換台は超ちっちゃいです!
しかも真っ平なのでおむつ替えシートがあるほうが快適かと思います。
ちなみに使用済みおむつは、ビニール袋に入れて、
さらに座席備え付けのエチケット袋に入れたら乗務員さんが捨ててくれました!
・おもちゃ
→機内で1個はもらえますし、借りられる絵本等もありますが、
0~1歳に合うものはほとんどないと思います。
・長袖のカーディガン
→上空では寒いくらいのこともあるので念のため。
ブランケットは何枚でも借りられます。
・上記のものをコンパクトに入れられるバッグ
→特にバシネットを取り付ける場合、前の座席下に荷物を置けないので、
とりあえず全ての荷物を上のロッカーにいれなければいけません。
あとで荷物の上げ下ろしをしなくて済むよう、
手元においておきたいものを全てミニバッグに入れて持っておくとベターです。
だいたいこんな感じでしょうか。
乗ったらおむつ交換台の付いたトイレの場所を確認しておくと安心です。
バシネットを使わないなら、後方通路側のシートを予約しておくと
赤ちゃんが泣き出したときにあやしたりするのに広いスペースがあって便利です。
たいてい最後尾のトイレにはおむつ交換台もついていますし。
あとは、困ったときはすぐ客室乗務員さんを呼んじゃいましょう!
私は何の躊躇もなくボタン押してますw
荷物の上げ下ろしも基本的にはボタン押してやってもらってます♪
飲み物だって赤ちゃんにはいくらでも用意してくれると思います。
お金払って搭乗しているのですから、遠慮する必要はありません!
そういう意味では、地上係員さんもじゃんじゃん頼っていいと思います。
今回もBaggage Claimで荷物を取ってもらったり、
荷物にかかっているビニールをはずしてもらったり、
そういうのも全部やってもらいました☆
赤ちゃん連れのフライトには心配事がつきものだと思いますが、
最近は航空会社側もいろいろとサービスを用意してくれていますし、
できる限りの準備をして、あとは周りのスタッフに何でも頼ってみることだと思います。
上海での入国の際、「Foreign Passenger」のところに並んでいたところ、
あっち行けと中国人用の窓口を指差され、
私、日本人なんですけど?とたずねたら
「kodomo、こども」と言って中国人用の優先ゲートから入れてくれました。
赤ちゃん連れにはきっとどこの国の人も親切にしてくれるはずです☆
そんなわけで、赤ちゃん連れでもどうにかなっている私です。
母子2人きりでも片道3時間までなら特に問題はありませんでしたので、
赤ちゃん連れでのフライトをお考えの方はぜひ勇気を持ってTRYしてみてください♪
とにかく、何でもやってみることだと思います!(笑)